ADHDは(英名:Attention-deficit hyperactivity disorder)注意欠陥・多動性障害と言います。
ADHDは大きく分けて3つにタイプが分かれます。
不注意優勢型
「うっかり」間違いが多いタイプとなります。
スマートフォンや財布、鍵などを置いた場所をよく忘れてしまったり、約束を忘れてしまうということは、誰しも経験があると思います。
ADHDの方の場合、忘れることの回数が多くなります。
長時間の集中が苦手な方が多いため、掃除や整理整頓が苦手な方もいらっしゃいます。
多動・衝動優位型
同じ場所に留まることや、集中してひとつのことを継続することが苦手なタイプです。
よく見られる行動として貧乏ゆすりやフラフラとしたり、「そわそわ」と常に焦っているような落ち着かないことが多いです。
心の制御が難しいため、後先を考えずに物事を言ってしまったりといわゆる「短気」と言われる様な行動が多いです。
混合型
「不注意」と「多動・衝動性」の両方の特徴を持つ場合です。
こんな不注意続いていませんか?
- 細かい注意を払うことができない。
- 不注意から失敗することがよくある。
- 関係ないことで気が散る。
- 注意を持続しつづけることが難しい。
- 話しかけられても聞いていないように見える。
- どこか虚ろ。
- 指示されたことをやり遂げることができない。
- 順序立てて課題を進めることが難しい。
- 継続して課題に取り組むことが難しい。
- 同時に複数の物事を処理できない。
- よく必要な物をなくす。
- 忘れる・抜け漏れることがある。
上記の様な事柄に複数心当たりがあり、半年以上続いている場合ADHDの可能性があります。
ADHDだからと言って片付けはあきらめないで下さい。
全てをやろうとすると頭の中が混乱してしまいますので、まずはできることから1つずつやることを心掛けましょう。