遺品整理を上手に進めるコツは何?まず始めるのは貴重品探しから

大切な家族を亡くして遺品整理をしなければと思っていても、いざ部屋に入ってみると何から始めたらよいのか途方に暮れる方は多くいらっしゃいます。そこで、遺品整理を上手に進めるためのコツや手順をご紹介します。

遺品整理の最初に行うことは貴重品とエンディングノート探し

故人が急逝した場合、お住まいは生活感を残したままの状態になっているかもしれません。

また、高齢になって認知機能が低下されていた場合には、どこに何があるのかわからない状態になっている可能性もあります。

いずれにしても、遺品整理を始めるときに最初に行うのが、貴重品とエンディングノートを探すことです。

貴重品

貴重品とは以下のようなものを指します。

故人が几帳面な性格の方だと、金庫などにすべてまとめて保管しているかもしれません。

反対に認知症などを患っていた場合には、部屋中のあちこちに散らばっている可能性もあります。

・預貯金通帳

・印鑑

・不動産関係の書類(土地の権利書など)

・生命保険や損害保険の関連書類

・年金手帳や年金関係の書類

・有価証券に関する書類

・借入金に関する書類

・クレジットカードや携帯電話など解約手続きが必要なもの

・公共料金に関する書類

エンディングノート

エンディングノートとは、幸せなエンディングを迎えるために書き込むノートのことです。

生い立ちや家族、資産の状況など自分自身のことを記入していくもので、自治体などでも配布し作成を勧めています。

エンディングノートには遺言書にような法的拘束力はありませんが、故人が望んでいる葬儀・お墓のあり方や相続に関しての希望を知れます。

○○を寄付してほしい」や「△は□□さんに譲る」など、遺品整理のヒントが書かれていることもあるので、エンディングノートを最初に読むのがおすすめです。

片付ける前に形見分けをする

遺品整理を進める前に、故人ゆかりの品などをいくつかピックアップして形見分けをしましょう。

故人を思い出すものを1つ持っていると、遺品整理を行ううえで故人の物を処分することへの不安感が薄くなるはずです。

貴重品以外は「残す・捨てる・保留」の3つに分ける

貴重品や形見分けの品を取り出したあとは、いよいよ本格的な遺品整理に入ります。

ダンボール箱やゴミ袋を複数用意して、「残す・捨てる・保留」の3つに分けていきましょう。

開封済みの食品など明らかなごみからどんどん捨てていきます。

大型の家電や家具は、親族のなかで引き取りたい方がいないか確認してみましょう。

判断に迷うものは「保留」にして、要不要の判断ができるものから手を動かすのが遺品整理のコツです。

処分方法も検討する

「捨てる」と判断したものに関しては処分方法も検討しましょう。

細々したものであれば、所定のごみ袋に入れて収集日に出します。

大型の家具は、粗大ごみとして出すか不用品回収などを利用します。

家電の場合には、専門業者による有料回収が決まりです。

処分するもののなかにまだ使用できる家電や価値のある骨董品などがあれば、買取も考えてみましょう。

リサイクルショップや買取業者に査定してもらうとよいでしょう。

まとめ

遺品整理を上手に進めるコツについて解説しました。
遺品整理の最初は貴重品とエンディングノートを見つけることから始めましょう。貴重品は相続などの手続きで必要不可欠なものです。
一方、エンディングノートは遺品整理を進めるうえでのヒントを故人からいただけます。
故人の持ち物11つを手に取って遺品整理をしていると、故人を思い出して悲しみがあふれることもあるでしょう。親族が集まるときに大人数で進めるのも遺品整理のコツの1つかもしれません。

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