不用品回収できない!?ペンキや農薬などの危険物の処理方法を解説します

倉庫などを整理していて、ペンキや農薬などが大量に出てきて処分に困ることがあります。倉庫の中身すべてを不用品回収に出そうとしても、多くの業者が危険物は搬出できません。そこで、不用品回収できない危険物の処分方法を解説します。

家庭にありがちな処分に困る不用品とは?

遺品整理や断捨離などをしていて出てきたものが、処分に困るものだったということがよくあります。

たとえば、DIYを趣味にしている方が多く持っているペンキやニス。

多くの自治体では回収できない品目に挙げられています。

本格的に家庭菜園を行っている方の倉庫には農薬や肥料、土などもあるでしょう。

農薬も簡単に処分できません。

もしものときの災害から身を守るための消火器や土のうなども、不用品回収してもらえないことが多いでしょう。

また、倉庫の奥の方に眠っているケースが多いのがスペアタイヤです。

タイヤはゴムだけでできていると思われがちですが、たくさんのワイヤーなどが組み合わさっているため処分しにくいものです。

「適正処理困難物」に指定されているため、自治体での回収は原則できません。

回収困難品の処分方法1:販売店に相談する

ペンキやニスなどの塗料、土などは自治体では回収できません。

ホームセンターなどの販売店に確認してみましょう。

店舗によっては新しい土を購入する際に、購入分と同量の古い土を回収してくれるホームセンターもあります。

また、タイヤもカー用品店やタイヤ販売店などに相談すると引き取ってくれることが多いです。

一般的には新しいタイヤと交換したときに古いタイヤを引き取ってくれますが、引取だけでも受け付けてくれることがあるので、確認してみましょう。

回収困難品の処分方法2:専門の業者に依頼する

農薬や消火器などは専門業者に処分の依頼をします。

農薬は廃棄物処理業者に依頼して適正な処分方法を行いましょう。

少しだからといって流したり捨てたりすると、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律第25条」で罰せられることがあります。

国内で製造された消火器は、消火器の販売代理店などで回収してリサイクルをしています。

国内に約210ヶ所ある指定取引場所に持ち込むか、引取回収の依頼をしましょう。

少量なら一般ゴミとして出せる場合もある

土やペンキなどは少量であれば一般ゴミとして回収できる自治体もあります。

たとえば、横浜市では土は少量ずつを小分けにすれば「燃えないゴミ」として出すことが可能です。

土のうも同様に燃えないゴミで出しましょう。

さいたま市では、茶碗1杯分程度であれば土を「燃えるゴミ」の混ぜて出すことができます。

ペンキに関しては、横浜市では回収不可になっていますが、さいたま市では紙などに浸み込ませるか少量を固めた状態であれば「燃えるゴミ」として回収可能です。

まとめ

不用品回収業者には依頼できないペンキや農薬、土などの回収困難品の処理方法を解説しました。趣味のものとして保有していた塗料や農薬、土などを処分しようと思ったとき、まずは自治体のゴミの分別方法を確認しましょう。自治体によって回収の方法やゴミの種類が異なるからです。もし処分に困ったときは、市町村の清掃センターなどに具体的な品目を伝えて処分方法を聞いてみるのもよいでしょう。

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